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今年もありがとうございました!!

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  年内のレセルバ・デ・ラ・フィンカ、ゲイシャ3種セット、エル・インヘルト6種セット、そしてプレミアムブレンドCawolieの予約焙煎を無事終え、ほっと一息、落ち着いた深沢店かと思いきや、今年もスタッフは年末恒例の年始のご挨拶、年賀状書きに追われています。ネットショップはお顔の見えないお客様方がほとんどですので、どんな方なのかを思い浮かべながら、今年ご注文いただいたコーヒーを振り返りながら、一言一言気持ちを込めて書かせていただいております。  改めましてですが、2018年、カフェテナンゴのコーヒーを買ってくださった方々、本当にありがとうございました!今年は何と言っても、カフェテナンゴ10周年という節目の年でしたので、カフェテナンゴにとってはとても特別な一年でした。たくさんのカフェテナンゴのお客様の支えがあったからこそ、1月から12月まで、店主を筆頭に、スタッフ一丸となって駆け抜けることができたと思います。    年内配送受付は明日12月29日(土)午前10時までということで、年末年始のコーヒーの準備がまだ!という方はまだ間に合います。そこで、2018年のカフェテナンゴのコーヒーの中から、個人的ベスト3を発表したいと思います。今年最後のご注文の参考にしていただければと思います。  では早速、まずは第3位から! 第3位  Los Pinos Honduras   2017年ホンジュラスCOEナショナルウィナーでした。初めてカッピングをした時、何と言っても驚いたのがその品種でした。ロブスタ種とアラビカ種が掛け合わせて作られた耐病性ハイブリット新品種のパライネマ種です。ハイブリット種というとあまりいい味のイメージがありませんでしたが、パライネマ種は違いました。コリアンダーシードやジャスミンなどの爽やかで軽やかな香りとキャラメルのような甘さを持つ柔らかいロス・ピノスは焙煎もとても難しかったので、うまく焙煎できたときの嬉しさは一入です。衝撃のパライネマ種をまだ体感していない方はぜひ! 第2位  La Embajada Nicaragua   今年度の新豆に切り替わった時の衝撃の味わいと、実は今年サビ病の被害を受け、農園主が農園を手放してしまったということで、この味をもう二度と味わうことができないという寂しさから、惜し

Feliz Navidad!

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 いよいよ朝、布団からなかなか出られない寒さになってきました。今年は冬の入りが不思議なくらい暖かい日が多かったため、身体が油断をしたのか、2週間ほど引きずるタチの悪い風邪を引いてしまいましたが、ようやく本調子に戻ってきました。今年も残りあとわずか、今年一年間の感謝を込めて最後まで美味しいお届けすべく、走り抜けたいと思います!  さてさて、年末ということで、 今年 はどんな味に仕上がるのかとても気になる、スタッフも楽しみなプレミアムブレンドの Cawolie【カヲリ】 の焙煎日が決まりました!毎年店主栢沼がその時最高の豆を厳選し、焙煎、ブレンドする特別なコーヒーです。今年も未だその全貌はスタッフにも明かされておらず、我々カフェテナンゴスタッフも完成品が楽しみでとても待ち遠しい逸品です。昨年は大粒品種が軸となった香り豊かな味わいだったことをよく覚えています。 プレミアムブレンドCawolie【カヲリ】焙煎日 ☕️2018年12月23日(日) ☕️2018年01月12日(土)  今期の焙煎日はこの2回のみですので、皆さんご注文、お飲み逃しなくですよ!ネットショップはもちろん、深沢店の店頭、お電話でのご注文も承っておりますので、皆様のご予約注文をお待ちしております! 少し早いですが、皆様よいクリスマスを! Feliz Navidad !  

二四六九士

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 今月は31日までない小の月。昔から二月、四月、六月、九月、十一月はいつも「西向く侍」と頭の中で唱えながら確認してしまいます。1日少ないだけで1ヶ月がなぜこんなに短く感じるのでしょうか。不思議です。  今月11月のおすすめセットは本日まででしたが、「グアテマラ エル・インヘルト農園 ブルボン100%」と「エルサルバドル ディヴィナ・プロヴィデンシア農園」を飲まれた方々、いかがでしたでしょうか。特にディヴィナ・プロヴィデンシアはエルサルバドルで育ったSL種というちょっと珍しいロットでしたので、注目でした。  明日からの12月、2018年のラストを飾るおすすめセットは、最近続々と到着している新豆の中でもとってもスペシャルな2種をご用意しています。1つは「グアテマラ エル・インヘルト農園 マラゴジペ」、もう1つは「コスタリカ ラ・リア ピエ・サン農園 ホワイトハニー 2018COE ナショナルウィナー」です。インヘルト・マラゴジペは大粒品種ならではのピーチフレーバーはもちろん、エル・インヘルトの土壌からくる甘み、舌全体が包み込まれるような滑らかで上質なマウスフィールが感じられる今年も素晴らしい出来栄えです。ピエ・サン・ホワイトハニーは昨年のクロップから更にパワーアップしたナショナルウィナーの風格が感じられます。マスカットや白ワイン、ヨーグルトのような爽やかできらめく酸がとても心地よい仕上がりです。今年の締めくくりにふさわしいセットになっていること間違いなしです。ぜひチェックしてくださいね!  また、12/7・21の隔週金曜日は引き続きエル・インヘルト・オークションロットの レセルバ・デ・ラ・フィンカ と ゲイシャ3種セット 、そしてそして、 エル・インヘルト6種セット の予約焙煎日となります。こちらも要注目です!!  12月はクリスマスや大晦日等、イベントも目白押しです。特別な日に、大切な人とぜひ特別なコーヒーを飲んでくださいね☕️   最近至る所で見かけるクリスマスイルミネーション。桜新町駅前にも大きな花の塊のイルミネーションがあるなとは思っていたのですが、これ、サザエさんを型どっていたようです。少し経ってから気がつきました。。。

Rosma

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  今年もグアテマラ、ウエウエテナンゴ、 ロズマ農園 の農園主、アレハンドロがカフェテナンゴに遊びに来てくれました!カフェテナンゴがまだロズマの豆を使い始める前のサンプルを持ってやって来てくれた一昨年、初めてロズマの豆“ロズマ222”を空輸した昨年につづき、3度目の来店です。今年はアレハンドロのお父さん、お母さんと甥っ子の4人で遊びに来てくれました。今年カフェテナンゴが輸入したのは“パルティーダ1”、“パルティーダ4”、“ロズマラゴ”の3種類ですが、マラゴジペとパカマラの大粒品種の混合ロットの“ロズマラゴ”は昨年アレハンドロがサンプルで持ってきてくれたもので、それを実際に今年輸入し、農園主であるアレハンドロに飲んでもらえたのは非常に感慨深い瞬間でした。  ロズマ農園は実は歯科医のアレハンドロのお父さんが趣味で買ったのが始まりだったり、農園名はお母さんの名前が由来だったり、ロズマ農園誕生の経緯や農園名の由来、3種類の中で一番好きなものなど、ロズマのコーヒーを飲みながら楽しい話に花を咲かせました。アレハンドロのお父さんとお母さんがいなかったらこんなに美味しいコーヒーが生まれなかったこと、お父さんとお母さんをロズマのコーヒーを扱っているカフェテナンゴにどうしても連れて来たかったというアレハンドロの心優しい親孝行の気持ちがとても伝わってきました。  アレハンドロの優しい心はコーヒー生産にも表れていて、ロズマのコーヒーが高品質なのはもちろんですが、ロズマ周辺の更に小さな農園の高品質コーヒーが正当な価格で取引されるようにも働きかけているそうです。そんな素敵な農園主が手塩にかけて大事に育てたコーヒーはやはり沢山の人に飲んで欲しいので、まだ今年のロズマのコーヒーを飲んでいない方にはぜひ飲んでいただきたいと思います。   カフェテナンゴでコーヒーを飲んだ後はみんなで九品仏へ行きました。私も初めて訪れ、近くにこんなに立派で素敵なお寺があるのは知りませんでした。もみじの紅葉にはまだ早かったですが、お天気に恵まれ、黄色く色づいたイチョウの葉が青空によく映えてとても綺麗でした。紅葉が真っ赤に染まったら更に良さそうです。グアテマラ勢4人は、見るものすべてが物珍しそうにたくさん写真を撮っていて、文化の違いに驚いていました。  お昼には和食屋さんで美味しいごはん

祝!カフェテナンゴ10周年!!

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  一週間の国分寺マルイでの催事『パンと珈琲』を無事終え、私はハロウィーンのハの字もないまま、11月に突入した途端の朝の冷え込みに冬の訪れを急に感じております。今年もあと2ヶ月だなんて信じられません。  催事の間にカフェテナンゴは目出度く10周年を迎え、国分寺マルイと深沢店を行ったり来たりしてる間にどんどん素敵なお花が増えていき、今お店はこんな感じでとっても明るく華やいでおります。遅くなりましたが、素敵なお花を贈ってくださった方々、お祝いのコメントをくださった方々、カフェテナンゴの10周年をお祝いしてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。  10年間お店を続けるって本当に凄いなあと思います。10年前、自分は何をしていたかと思い返すと10年という歳月は本当に長く感じます。私はスタッフとしてカフェテナンゴの10年の軌跡のうちの2年しか携わっていませんが、この10年という節目に立ち会うことができてとても嬉しかったです。  少し前に、カフェテナンゴのコーヒー豆を使ってくださっている、鵠沼の BAKE BAKE BAR 佐藤さんがこんなに大きなケーキを持って10周年をお祝いにカフェテナンゴへ遊びに来てくださいました。cafetenangoはcafeとtenangoの間を空けないでとわざわざ店員さんに伝えてくださったそうなのですが、店員さん、空けたくなっちゃったんでしょうね。これもカフェテナンゴあるあるです。皆さんはスペース空けないでくださいね!  グアテマラにはウエウエテナンゴやアカテナンゴなど“〜テナンゴ”という地名が沢山あることは皆さまもうご承知の通りかと思いますが、“〜テナンゴ”とはどういう意味がご存知でしょうか。“〜テナンゴ”とは先住民の言葉で“〜が沢山ある場所”という意味なので、つまりカフェテナンゴは“カフェ(スペイン語でコーヒーの意味)が沢山ある場所”という意味になります。  11年目に突入するカフェテナンゴが、もっともっと美味しいコーヒーが集まる場所であり、もっともっと沢山の方々に愛されるお店となれるようにカフェテナンゴスタッフ一員として尽力して参ります。  

収集癖

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 いつの間にやら、外に出るとふんわりと香って癒しをくれた金木犀の香りもどこかへ行ってしまい、急に寒いと感じるようになってきましたね。季節の変わり目ですが、皆さん風邪などひいていませんか?ホットコーヒーがより一層美味しいと感じる季節の到来です。コーヒー屋としては、よっ!待ってました!!という季節です。  さて、コーヒーを飲むのに必要なのはもちろん美味しいコーヒー豆ですが、コーヒーを飲む器も大事だと思うのです。ソーサー付きの上品なカップだったり、取っ手のないカフェオレボウルだったり、たっぷり飲めるマグカップだったり、沢山あります。皆さんはどんな器でコーヒーを飲んでいますか?私は家ではコーヒーをたっぷり飲みたい派なので、沢山入るマグカップ派です。そしてマグカップはつい集めたくなってしまうアイテムのひとつです。昔から収集癖があり、今まで、レターセットやポストカードなどの紙モノだったり、ブローチだったり、自分の好きな山やコーヒーモチーフのアイテムなど、つい集めたくなってしまう性分なのです。というわけで、マグカップ集合!と、写真を撮ったのですが、最近引っ越したので、そのときに普段よく使うものだけに絞って出さずにしまってあるものもあるので、うちの選抜マグベスト4です。  もちろん カフェテナンゴ10周年記念マグカップ もランクインです。10周年記念マグは、フォルムと色味がとても柔らかく、特に飲み口が口にフィットするのでとても飲みやすいと感じています。あとは、満水時270mlで8分目程淹れたとしてもたっぷり飲めるので、デザイン、容量ともに大満足のマグです。   因みに、一番右が山好きには堪らないマグで、その名も“NIHON ALPS MUG”!中を覗くとご覧の通り、北アルプスの稜線が描かれております。飲む度に大好きな山に思いを馳せられるとても素敵なマグです。    カフェテナンゴのコーヒーを飲んでくださっているお客様方の支えのおかげで、カフェテナンゴは10月25日で10周年を迎えます。いつも本当にありがとうございます。この伝えきれない感謝の気持ちは、これからもより一層美味しいコーヒーを追求し、お届けすることで伝えていけたらと思います。これからもぜひ、カフェテナンゴをどうぞよろしくお願い致します☕️  10月はぜひ、カフェテナンゴ

今年はジャ・パン!?

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 先週はコーヒー業界で年に一度の一大イベントのSCAJと、青山国連前でのTOKYO COFFEE FESTIVALの2つのコーヒーイベントを終え、一息つく間もなく、今週末10/7(日)、8(月祝)は 世田谷パン祭り がやって来ます!    今でこそ彼方此方で見かけるパンイベントも、今年で8回目を迎える世田谷パン祭りがそのパンブームの火付け役、走りではないでしょうか。それも歴史を遡れば、あんぱん、メロンパン、コッペパン、食パンと、パン食が定着してお米の国日本の主食のひとつにまでなり、パン大国へと成長を遂げてきたという長い歴史の中にあり、そんな日本のパンの過去と未来に思いを馳せ、こころゆくまで堪能しよう!というのが第8回目の世田谷パン祭りのテーマ、「ジャ・パン」の概要であります。  今年も各地から集まるパン屋さんのパンに合わせて飲んでいただく、カフェテナンゴがお出しする特別な一杯は、「 ロズマ 」です。昨年空輸して販売していたあの「ロズマ」ですが、昨年の2月22日に収穫された「ロズマ222」ではなく、異なるロットのブルボン種&カツーラ種混合フリーウォッシュトの 「ロズマ・パルティーダ4」です。マンゴーやミルクキャラメル、クローブなどの非常に豊かなフレーバーが凝縮されたとっておきのコーヒーです。ネットショップでも販売を開始しており、区画品種が異なる「ロズマ・パルティーダ1」とマラゴジペ種&パカマラ種混合の「ロズマラゴ」、この3種が購入可能になっております。  また新たな台風が近づいておりますが、今週末のお天気を願って、皆様のパン祭りへのご来場をお待ちしております!コーヒー新学期突入、取って置きコーヒー第一弾の「ロズマ」、ぜひ飲みにいらしてくださいね。 TCFおまけ写真  先日は台風が近づいている中、TOKYO COFFEE FESTIVALへ遊びに来てくださった方々、本当にありがとうございました!cafetenangoブースは運良く屋根のある場所で、尚且つ台風接近が遅れてなんだかんだで天気がもってくれたので、救われました。ただ、店主の栢沼に会いに来て下さった方々!店主不在で申し訳ありませんでした。ぜひ深沢店に会いに来てくださいませ!!  お出しした コスタリカ、ドン・マヨマイクロミル、ラ・ロマ農園 ナチュラル精製もご好評を

ブログタイトル変わりました!

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 スタッフブログが増えたのでそれぞれが誰だか分かりやすいようにということで、ブログタイトルをつけることになったのですが、こういうの、どうも苦手です。ネーミングセンスが問われますね。なんだか「目指せ!ポケモンマスター」的な感じになりました。    というのも、もうお気付きの方はいらっしゃると思いますが、コーヒーと同じくらい好きなものが山でして、登山に加えてここ1年半程は約週2ペースでボルダリングジムに通い、クライミングにもはまっております。ボルダリングを初めて1年程経った頃から、ようやく自分の中で登れる感覚がついてきて、1年半程経った今はまさに登ることに没頭中です。 というわけで、先日のお休みもクライミングのメッカ、小川山というところへ行ってきました。秋晴れにも恵まれ、とても楽しく気持ちの良い登りができた1日でした。      というのが新ブログタイトルの由来となるのですが、コーヒーも最高の一杯を目指して、ということで、山登り、クライミングのように高みを目指していきたいと思います。目指せ!登れる焙煎士。コーヒークライマーです!!

ニュークロップ続々入荷中

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  9月=秋=涼しい、という感覚なので、9月に入った瞬間涼しくなるものだと思っているのですが、今年はまだまだ夏の暑さを引きずっている東京です。ゲリラ豪雨、台風、地震となんだか心休まらない日々が続きますが、日本全国にただただ平穏な日々が訪れてほしいと願うばかりです。  さて、店主のブログに加え、スタッフブログが3つにまで増えたため、今後ブログネタの取り合いが勃発しないかが不安です(笑)できるだけ話題が被らないようにしていきたいと思います。今日は、7月頃から続々と入荷し始めているの ニュークロップ を話題にしたいと思います。    まず、「ニュークロップ」のクロップとは、農作物としての生豆のことを指し、コーヒーは収穫後の時間経過によって呼び方が変わります。 *ニュークロップ:当年度産のコーヒー(コーヒー年度の終盤には次年度産を指す) *カレントクロップ:現在流通している当年度産のコーヒー *パストクロップ:前年度産のコーヒー *オールドクロップ:前年度より以前に獲れたコーヒー  このように、収穫後の時間経過によって呼び分けがされているわけですが、ニュークロップもカレントクロップも当年度産のコーヒーとなっています。ニュークロップは新豆ということで、その年獲れたコーヒーが入荷し立ての2~3か月の一定の期間のみ使われます。その後呼び方がカレントクロップに変わりますが、変わったからと言って古い豆というわけではありません。  コーヒーはもちろん農作物のため、ニュークロップは焙煎してもやはり若々しく、瑞々しいフレッシュな印象を受けます。水分値も入荷後時間が経ったものと比べると高いので、焙煎の仕方にも工夫が必要です。ニュークロップのテストローストは緊張しますが、その年の収穫がどのような出来なのかが分かる楽しみでもあります。  ニュークロップは限られた期間ですので、その味わいを楽しめるのも一定の期間のみです。ニュークロップ時に飲んだコーヒーは次年度の収穫まで、味の経過の変化を見るという楽しみ方もできます。  9月、10月と今後さらなるニュークロップが続々と入荷してきますので、ぜひ楽しみにしていてください。 イベント情報  来る9/30 (日)、TOKYO COFFEE FESTIVAL 2018 AUTUMN へのカフェテナンゴの初出店が決

天空のサイフォンコーヒー

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 8/11(土)~8/16(木)まで夏休みをいただいていたカフェテナンゴですが、17(金)から通常運転に戻り、休みボケもやっと抜けてきました。  私の夏休みはと言いますと、妹と二人で一泊二日の北アルプス縦走へ行ってまいりました。片道約8時間の道のりを経て目指したのは、北アルプス最奧部、黒部源流の稜線上に位置する三俣山荘という山小屋です。今回の山旅で私が最も楽しみにしていたことの一つは、天空のサイフォンコーヒーです。そう、三俣山荘にある展望食堂では、北を向けば黒部源頭の山並み、南を向けば槍・穂高連峰の絶景を一望しながらサイフォンコーヒーをいただけるのです。残念ながらこの日は天気が不安定で雲が多く、絶景とまではいきませんでしたが、天空のサイフォンコーヒーは歩き疲れた身体に染み渡り、最高の一杯となりました。 しかしながら、ハイシーズンの山はやはり凄い人でした。2年前の山の日制定もあり、山人気の上昇を感じます。北アルプス最奧部といえど、山小屋は定員オーバーで、妹とは二人で一枚の布団を分けました(笑)良い思い出となったのでした。 三俣山荘と百名山の鷲羽岳。鷲が羽を広げた姿のようなかっこいい山容です。 注文が入ってから、一杯一杯丁寧に淹れてくれます。 本当はあの雲の先に槍・穂高連峰の絶景が。。。心の目で眺めました。 何を考えるでもなく、ただぼーっと山を眺める至福の時間です。 1〜2時間ぐらいでしょうか、ちょうど雲が切れ、 槍ヶ岳が顔を出し、思わず歓声が上がった瞬間です。 ぼくの夏休み的一枚。  お休みをいただきとても良いリフレッシュができましたので、 これからどんどんコーヒーが美味しく感じる季節に向けて また頑張っていきたいと思います!

ベランダ菜園、育ちました。

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 夏真っ盛り、前々前回ぐらいにご紹介した「ベランダ菜園、はじめました。」のうちの子達が夏の日差しでぐんぐんと成長し、遂に収穫の時期を迎えました。世田谷育ちの香味野菜たちが石橋家の食卓にアクセントを与えてくれます。夏になると香味野菜が食べたくなるのは何故なのでしょうかね。夏バテ防止に一役買ってくれていると嬉しいです。そして驚いたのがこの子たち、使う分をその都度収穫しているのですが、それでもまた次から次へと葉が出てくるのです。この夏は非常に助かっているのでした。    夏といえば、夏休み。カフェテナンゴも夏休みをいただきます。明日8/11(土)〜8/16(木)の6日間です。夏季休業中もネットショップではご注文を承っておりますが、発送は8/17(金)からの発送となります。店頭、ネットショップ共にいつもご利用いただいているお客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。 思った以上に香りの強いパクチー。 ちょっと放ったらかしにすると、ぐんとでかくなる大葉。            バジルもとっても香りがいいです。 おまけ 夏休み感を感じました。大迫力で面白かったです。

AQUA SUGAR

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  早いもので、7月もあっという間に最終週となってしまいました。全国各地で危険な暑さが続いていますね。外気温が自分の体温と同じかそれ以上だと、息をするのも苦しいくらいです。今年の夏の暑さには覚悟が必要そうですね。  今日はそんな暑い季節にぴったりの商品をご紹介いたします。ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、その名も「 AQUA SUGAR : 氷糖蜜 」です。氷糖蜜とは、氷砂糖を作る過程で結晶化して氷砂糖にならずに、そのまま残った蜜状の糖液のことです。砂糖と水以外使用していないのですっきりとした上品な甘さとなり、アイスコーヒーやアイスティーなどのドリンクにはもちろんのこと、お料理やヨーグルト、デザートのアクセントになど、さまざまな使い方をお楽しみいただくことができます。その奥深く上品なあまさは、氷砂糖が作られる過程で熟成されることで生まれる味わいです。   カフェテナンゴでは自家製コーヒーゼリーにかけてお出ししております。氷糖蜜だけでのお試しもできますので、気になる方はぜひお声掛けくださいませ。COFFEE  WATERと合わせた贈り物にもおすすめです。 ガムシロップとは違った、ワンランク上の糖蜜をこの夏の逸品に如何でしょうか。

コスタリカコーヒーの近頃

 ちょうど今月は コスタリカコーヒー8種セット の販売があるということで、コスタリカをテーマにしたいと思います。  コスタリカコーヒー8種セットの第一弾をお買い上げ頂いた皆さま、ありがとうございました。品種、精製方法、焙煎度合が多種多様の、本当にここまでバラエティに富んだセットを飲み比べられる機会はそうそうないかと思います。今回販売するにあたって8種類すべてのフレーバーコメント、とベスト3を挙げたのですが、なんと、ベスト3は示し合わせたわけではないのですが、スタッフ間でとても似た結果となりました。同じ釜の飯を食う、カフェテナンゴの同じ釜のコーヒーを飲む者同士、好みが似てきているということでしょうか(笑)まあそれは置いておいきまして(笑)、フレーバーコメントなどと照らし合わせて飲んでいただくとまた面白みが増しますので、まだご注文いただいていない方は第二弾の7月27日(金)出荷分はまだご予約受付中ですので、この機会にぜひご予約くださいませ!  そして、私は 先日(株)ワタルさんでのコスタリカ2018COEのカッピングへ参加してきました。コスタリカといえば最近ではハニー精製のイメージが強く、今でこそ中米各国でもハニー精製は広く行われ始めていますが、ミューシレージの残し具合の割合で細かくホワイト、イエロー、レッドなど、ハニーの段階を分けているのは未だコスタリカが主のようです。しかしながらこのハニー精製に加え、近頃COE上位に 新たな精製方法のコーヒーが登場し始めています。それは、「アナエロビコ:嫌気性発酵」と呼ばれる精製方法で、シナモンが振りかけられているのではないかと疑うほどシナモンフレーバーが強い精製です。その方法はと言うと、まだミューシレージが付いたパーチメントを、除去された別ロットのミューシレージをかぶせることで密閉し、発酵させるという方法です。生産者は日々よりよいコーヒーを作りたいという思いで試行錯誤を重ねているのだとは思いますが、別ロットを使用するという時点で、言ってしまえば味付けを施すということにもなるのでは、、、という賛否両論あるようです。ただ、カッピングをしたときの衝撃はすごかったです。今後どのように出てくるのか、はたまた出てこないのかは分かりませんが、コーヒーもどんどん新しいものが生み出され、その年々で流行りや傾向が様々だと実感しました。精製に限らず

まもなく7月

  ここのところ急に暑くなったと思ったら、ようやく梅雨明け宣言がされましたね。ようやく、と言っても6月中の梅雨明けは観測史上初のことらしいですが。いよいよ本格的な夏の到来でしょうか。水分補給をしっかりして夏バテに備えたいですね。  明後日から7月ということで、7月のお知らせを一足先に。まず、COFFEE WATERに続き、夏季限定のカフェテナンゴ自家製コーヒーゼリーが今年も始まります。ブレンドFucasawaを使ってじっくり抽出した、苦味コクがしっかりとした味わいの、シロップとクリームをかけて美味しいゼリーです。今年はサイズを少し小さめにしたので、コーヒー1杯とのお得なセットもご提供予定です。もちろん単品でのご注文もオッケーです。夏の風物詩、カフェテナンゴのコーヒーゼリー、ぜひ食べにいらしてくださいね。  そして、7月のおすすめセットですが、7月はエル・サルバドル、シャングリラ農園のブルボン種とカフェテナンゴで扱う中米コーヒーでは今年一番乗り入荷のニュークロップ、グアテマラのサン・セバスチャン農園のブルボン種のセットです。シャングリラ農園は浅めの中煎りですっきりと軽やかジューシーな味わい、サン・セバスチャン農園はしっかりめの中深煎りと深煎りの二つの焙煎度合からお選び頂けます。ニュークロップのフレッシュでみずみずしい味わいは、新豆だからこその今しか味わえないフレーバーです。来月もみなさまからのたくさんのご注文をお待ちしております。  これからますます暑くなり、ホットコーヒーという気分にはなかなかなりにくいかと思いますが、香り立つホットコーヒーは気分や心を癒してくれます。冷房で冷えた体も温めてくれますよ。暑い夏も、ぜひホットコーヒーを飲みましょう☕️

ベランダ菜園、はじめました。

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  今年は例年より早い梅雨入りでしたね。しかしながら、夏日のような暑さになったかと思えば、雨で涼しくなったりと、気温の変化に体がついていくのが大変です。そして何より自転車通勤の身として、この時期の通勤帰宅は雨に翻弄されまくり。いつ雨に降られても良いように、雨合羽が手放せません。  伊勢丹府中の催事も無事終わり、ひと段落したところで、今日はここ最近私がはまっていることについて書きたいと思います。表題の通りですが、そう、ベランダ菜園です。大葉、空芯菜、バジル、そしてパクチーの種を5月上旬頃に植え、2~3週間で芽が出始め、南向きの絶好の日当たりでぐんぐん成長中です。芽が出たときは本当に小さいですが、我が子のように可愛く思え、小学生の頃にプチトマトや朝顔を育てた懐かしい記憶がよみがえりました(笑)早く料理に使いたくてうずうずします(笑)何に使おうかと考えるのも楽しみの一つとなっています。  規模は全く違いますが、何かを育てるということで、コーヒーを我が子のように想い、育てているコーヒー生産者の気持ちが少し分かるような気がしました。現地で多くの人々が汗水たらして大切に手をかけ、届けられた豆を消費者に直接手渡すのは私たちの役目であり、それを伝えられるのも私たちです。常に生産者の想いを私たちが大切にしながら、コーヒーを焙煎し、抽出し、お客様である皆様に最高の一杯をお届けしたいと改めて思いました。  ちなみに、うちのコーヒーノキは今年も花も実もつけませんでした。。。汗水がたりないのかなあ。とほほ、です。  

COFFEE WATER

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  今年もこの季節がやって参りました。そうです、毎年夏季限定で販売しているカフェテナンゴの定番商品、 COFFEE WATER です。え?まだネットでは販売開始になっていないですって?はい、そうなんです。実は、只今会期真っ最中の伊勢丹府中店『パンと珈琲とグルメフェスティバル』と深沢店店頭での先行販売となっております。    先日の店主のニコ生をご覧になった方はご存知だとは思いますが、美味しいコーヒーの抽出に大切な要素の一つは「水」です。COFFEE WATERはコーヒー豆はもちろんのこと、水にもこだわり、北海道の羊蹄山の湧き水で抽出することで、澄んだ滑らかな口当たり仕上げたプレミアムリキッドコーヒーです。    カフェテナンゴのオリジナル定番ブレンド「フカサワ」をネルドリップでじっくり抽出することで生まれる深みのある苦味とコクと、羊蹄山の湧き水抽出による清涼感あるアフターテイストのなんとも言えない絶妙なバランスのアイスコーヒーはこれからの時季には欠かせない一品です。    ストレートコーヒーですが、苦味コクがしっかりしていますので、冷蔵庫で冷やしたものにたっぷりの氷を淹れて飲んでもよし、たっぷりミルクで割ってもよし。お好みに合わせて飲んでいただけます。    見た目もスマートでスタイリッシュですので、お手土産贈り物にもおすすめですよ。今月は父の日がありますね。父の日の贈り物にも喜ばれますよ。    会期中の伊勢丹府中店での催事ではCOFFEE WATERのご試飲を絶賛お配り中ですので、今季初のCOFFEE WATER、ぜひ先行購入しにいらしてくださいね。    皆様のご来場、お待ちしております!

焙煎機トラブル!

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 メルマガでもお知らせしていたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、先週、カフェテナンゴに一大事件が発生しました。それは、焙煎機トラブルです。いつも通り午前中焙煎機を稼働させて出荷分の豆を焼き、お昼休憩時に一度焙煎機を切って釜も休ませ、午後も焙煎をしようと思ったら、「あれ、火がつかない。」着火音がしないのです。何度かやり直し、少し掃除などをしたりして機嫌を取り、再度トライするも点かず。店主と相談し、少し時間を空けたらひょんなことでまた点くかもしれないと、その日は翌朝まで様子を見ることに。淡い期待を胸に出勤しましたが、やはり焙煎機は動いてはくれませんでした。そこからが怒涛の一日でした。焙煎機が動かずとも、突然のトラブルだったので、その日に出荷しなくてはならない分は焼かなくてはなりません。そこで助けてくださったのが、経堂にある同じディードリッヒの釜を持つ FINE TIME COFFEE ROASTER の近藤さんでした。(近藤さん、その節は大変お世話になり、ありがとうございました!いつでも力になりますとお声がけくださった方々もありがとうございました!!)その日は店主が経堂で焙煎したものを、我々スタッフが自転車で深沢まで運ぶという大運動会のような一日でした。  無事に出荷を終えた翌日に焙煎機修理が入り、私も立ち会わせてもらいました。普段我々がメンテナンスすることのできない、電気を司る配線部分の部品に原因があることがわかり、部品交換。焙煎機は長く使えるものですが、10年以上ずっと使い続けていれば、部品が突然機能しなくなることはあるそうです。ただ、焙煎機自体はとても綺麗に使われていて、焙煎機の鏡だとお褒めの言葉をいただきました。 長い年月の使用による消耗には抗えませんが、日々大切に使い、自分たちにできる限りのメンテナンスを定期的にすることが大切だと実感しました。 お店が営業できるのは焙煎機ありきだととても実感した出来事でした。 なかなか目にすることのない、焙煎機の配線部分。中を覗ける貴重な機会でした。

GW

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 GWも後半戦へと突入。皆様いかがお過ごしでしょうか。深沢は新緑眩しい五月晴れが続く中、GWは休まず営業しております。  私はGW前半お休みをいただき、長野の実家へちょこっとだけ帰省をしました。家族で日本のアルプスを眺めながらドライブをしたり、のんびりハイキングをするなど、長野の大自然に癒され、心も身体もリフレッシュすることができました。  田舎ならではの春の味覚も堪能しました。その中でも初めて体験したのが、通称「あずきっぱ」と呼ばれる田んぼや畑の土手などに生えている野草で、正式名称を「なんてんはぎ」と言うそうです。実家の隣の農家さんに教えてもらい、初めて野草を摘んで食べました。茹でて鰹節と醤油をかけるだけのシンプルな調理方法で食べましたが、草っぽい臭さなどは全くなく、雑草の中に混ざって生えていたものとは思えないほどの美味しさに驚きました。因みに「あずきっぱ」というのは茹でた時に小豆のような香りがするからだそうです。コーヒーの香味表現にも使えそうです(笑)。 まだまだ食べたことのない、知らない食べ物がいっぱいありますね。いまだ未体験の食べ物にたくさん触れ、コーヒーの香味表現の引き出しを増やしていけたらと思いました。  GWも残り2日間ですが、皆様良い連休をお過ごしくださいませ!休まず営業中のカフェテナンゴにも遊びに来てくださいね☕️ 残雪の後立山連邦をバックに一面の菜の花畑。 新緑の葉に透ける日の光がとても綺麗でした。 田舎の原風景ですね。 「あずきっぱ」のおひたしと、タラの芽、こごみの天婦羅。

春ですね

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  今年の桜はなんだかあっという間に咲いてあっという間に散ったような気がします。と言っても、なんだかんだ毎年そんな気が。桜の季節は一瞬で儚いということですね。しかしながら、暖かさが本格化してきてこれからは緑もぐんぐんと濃くなって良い季節になっていきますね。  新年度スタートということで、気持ちを新たにカフェテナンゴスタッフ一同、より美味しいコーヒーを日々追求していきたいと思います。  早速ですが、今月はまた伊勢丹立川店での催事に出店致します。今回は『パンと珈琲とグルメフェスティバル』という少しざっくりした催事名ですが、、、(笑)伊勢丹立川店7階催事場で4月11日(水)〜16日(月)までの6日間です。2月は2階エントランスでしたが、今回は7階催事場ということで会場も少し広いのでパン屋、コーヒー屋共に出店数も増えます。カフェテナンゴは今回ももちろん「パンのためのブレンド」とエル・インヘルトシリーズを中心とした豆の販売と、今回はテイクアウトコーヒーも販売いたします。出店のパン屋さんのパンを買ってカフェテナンゴのコーヒーとぜひ合わせてみてくださいね。皆様のご来場、お待ちしております!

さくらブレンド

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  先週の急な暖かさにより、一気に桜の蕾が膨らみ、気づいたら何輪か咲き始めた東京です。そして昨日3月17日(土)靖国神社の標本木の開花定義、「5〜6輪開花」にあてはまり、ソメイヨシノ開花が発表となりましたね。 呑川の桜も日当たりの良いところでは咲き始めているのを観測致しました!     というわけで、東京のソメイヨシノ開花宣言に合わせて(たまたま合いました(笑)、昨日から今年も さくらブレンド の発売です🌸ナチュラル精製の豆が効いた、さくらのやわらかいあまみが感じられる、春の軽やかなハイローストブレンドです。販売期間は呑川の桜次第という、販売期間の短い儚さもまるで桜のようなブレンドです。皆様ぜひお早めにお買い求めくださいね。そしてぜひお花見コーヒーをお楽しみください。春といっても桜の咲く時期はまだまだ肌寒さが残っていますので、暖かいコーヒーで暖まりましょう。桜の満開状況と天候次第で週末には呑川にて、さくらブレンドの試飲もお配りいたしますので、こちらもぜひ遊びにいらしてください!こちらも毎年恒例イベントとなっております。(今年は何回できるでしょうか!昨年は週末だけ生憎の天気でなかなか試飲をお配りできませんでした。。。ですので今年はお天気の週末が続くことを願います!!)お店のすぐそばでお配りいたしますので、この機会にお店の方にもぜひお立ち寄りくださいませ!   おまけ 桜餅や大福などを食べた時、ああ、日本人で良かったなあとしみじみと感じます。